弊社は設立の目的として“価値に基づく資本配分を通じた経世済民の実現”~Quest for Value~を掲げており、①投資家、②投資先、および③社会・コミュニティーへの価値提供をそれぞれ追及しております。特に③社会・コミュニティーへの価値提供については運用会社として稀有な取組みであり、“人材育成こそ最良の長期投資である”という信念のもと、「長期投資」が日本で広く根付くよう、以下に紹介する取組みなどを実施しています。
2014年度から京都大学経済学部において、寄附講義「企業価値創造と評価」を開設しています。本講義は「企業価値」をキーワードとして、アカデミックな視点、実務的な視点から論点を整理し、企業価値創造と企業価値評価の実際の取組みについて、企業経営者、運用者などの実務者が中心となってリレー方式で講義を実施しています。
また京都大学以外でも東京大学、一橋大学、さらに洛南高校、城北高校、N高といった高等学校でもセミナーや講義を実施しています。
認定NPO法人金融知力普及協会(金知協会)がサポートする「国際経済オリンピック2023年大会」にシルバースポンサーとして協賛。金融経済の分野で世界の高校生と競う「国際経済オリンピック日本代表団」として日本からはじめて派遣される高校生をサポートしました。
2022年に高校家庭科での金融教育必修化に対応して、ARROWS社と提携し「SENSEIノート」プラットフォームで金融教育授業教材を開発し、無償で提供を開始しました。
「金融投資」を、たとえば株券の短期売買による投機と区別し、世に付加価値をもたらす企業のオーナーになることを通じ、世の発展に寄与する手段と位置付ける他、将来なりたい自分のために今の時間をいかに使うかといった視点による「自己投資」も取り入れ、高校生が生活設計や投資に対する意識を高め、主体的に行動できるようサポートする教材です。